デジタルデンティストリー– category –
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最新統計データで見るインレー市場の動向【CAD/CAMインレー】
歯冠修復時のインレーと言えば、従来は「金銀パラジウム合金(いわゆる銀歯)」が多く使われてきましたが、2022年にCAD/CAMインレーが保険適用となり、素材の選択肢が1つ増えることになりました。 今回は、厚生労働省の統計データ(※)を踏まえた上で、CAD/CAMインレーの保険収載以降、実際のインレー市場にはどのような変化が起きているのかを詳しく解説していきます。 ※社会医療診療行為別統計 大森技工所では、補綴製作依頼を格安技工料で承っております。また、口腔内スキャナーの取り扱いもしていますので、模... -
(医院経営)自費率40%を超えている歯科医院の3つの特徴
多くの歯科医院にとって、安定した経営を実現するためには、自費率の向上が重要なカギとなります。特に、自費率40%超えは一つの大きな目標として設定されることが多く、これを達成することで医院の収益は大幅に向上し、患者さんにとっても質の高い治療提供が可能になります。 しかし現状では、多くの医院が自費率10%から20%程度に留まっており、40%を超える医院はまだ限られています。この目標を達成するためには、従来の歯科医院経営を見直し、特定の仕組みや戦略を取り入れることが不可欠です。 本記事では、自... -
(徹底解説)なぜ歯科技工にデジタル技術が必要なのか?
近年、歯科業界ではデジタル技術の進化が目覚ましく、口腔内スキャナーやCAD/CAMを用いた治療が一般的になりつつあります。2024年6月から、保険のCAD/CAMインレーにおいては口腔内スキャナーによる印象採得(直接法)も保険適用となりました。 日進月歩で便利となっている歯科領域のデジタル技術ですが、その効果や品質を把握しきれていないことから、"模型レス"よりも従来の印象材を使用した模型作成の方が安心だと考える先生方が多いのも事実です。今回は、デジタル技術と従来の手作業にどのような違いがあり、デ...
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